赤ワイン ナパバレーはいってる

アメリカ最多の受賞歴を持つケンダル・ジャクソンを始めに高品質なブティックワイナリーを多数所有する世界屈指のワイン企業ジャクソン・ファミリー・ワインズ。

カリフォルニアの女神と言われている美人、julia jackson ジュリアン・ジャクソンが率いる高級ワインポートフォリオの一つです。

同グループの数多くあるポートフォリオの中でも特出して高品質なカーディナル、ロコヤ、ヴェリテなど錚々たる銘柄に加え、唯一日本未輸入だったマウント・ブレイブが満を持して初上陸しました。

2007年に創立された同名の畑ともう一つの自社畑ヴィーダー・ピークから90点越えワインを通算18回以上も生み出すプレミアムワイナリー。

厳しいマウント・ヴィーダーの地を開いたパイオニア達と原住民ワッポー族を“ブレイブ ワンズ（勇敢な者）”と称え、彼らへの敬意を元にワイナリー名は付けられました。

グループ曰く、マウント・ブレイブのコンセプトは荒々しくビッグなロコヤより親しみやすいワインを造る事です。

力強いタンニンを抑えながらも、畑の区画を選別する事によって豊潤な味わいに溢れているのがマウント・ブレイブです。

また世界中に広がるジャクソン・ファミリーのポートフォリオの頂点であるスパイアー・コレクションの一つにも数えられています。

ジャクソングループの中核を担うワインメーカーのクリス・カーペンターはマウントヴィーダーのような山岳地帯のワインに現れる特有のタンニンを巧みに操り、4つのブランドで軒並み90点以上の高得点ワインを生み出し続けているMountain Cabernetのスペシャリストです。

2000年にはロコヤ、その一年後にカーディナルとラ・ホタのワインメーカーに就任。

2007年、畑の購入と同時にマウント・ブレイブにも携わる事になりました。

畑は420-550メートルの標高を誇る急斜面にある畑は浅く盛られた岩だらけの大小の石が混じったローム層で、栄養やミネラルが乏しい土壌です。

保水には向かず、葡萄樹はその厳しい環境のおかげで凝縮感ある果実を付けます。

標高の高さは日中の気温を平坦地より涼しく保つメリットがあり、更にフォグライン（霧のかかる高度）より高い位置は葡萄が長く日光を浴びる事が可能です。

このため育成期は11月まで延び、長いハングタイム（熟期）の結果、熟しきって複雑味を持った葡萄が育ちます。

収穫時は葡萄樹と作業員を守るため、注意を払いながら収穫した葡萄を入れた小さな箱を引きずって急斜面を移動します。

機械は全く入れず、全て手作業で葡萄造りをしています。

広さ35.5エーカーの内25.1エーカーでカベルネソーヴィニヨンを、残りはメルローとマルベックを育てています。

ステンレスタンクで発酵した果汁を更に樽で天然酵母を使用しマロラクティック発酵。

そうする事によって酸をまろやかにし、フレンチオークのバニリン（バニラ香）を優しく取り入れます。

19カ月間フレンチオーク樽（内89%新樽）熟成後フィルタリングせずボトリングしています。

山岳部のワイン特有の強靭なタンニンをマイルドに仕上げながらテロワールを表現させた素晴らしいヴィンテージです。

黒と赤のベリーに仄かなハーブ、アジアンスパイス、エスプレッソとトーストが溶け合って心地良い重みが感じられ、素晴らしいフィニッシュへと導かれます。

Wine Advocate 96点

• 商品価格：16,390円
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